
店頭に立ったのは、啓発などに協力する県主導の学生ボランティア「ヤングミドナサポーター」に登録するあけぼの学園高、名張高、名張市立看護専門学校の計18人。献血離れが進む若者に献血を身近に感じてもらう取り組みの一環として活動している。生徒らは店舗入口で「献血にご協力をお願いします」と声を掛け、ティッシュやボールペンを配っていた。
献血には39人が協力。参加していたあけぼの学園高2年、濱口拓士君(17)は、啓発にあわせてこの日初めて献血。全体の1割程度しかいないAB型であることからボランティアと献血を決めたといい、「テレビで血液が足りない現状を知り、以前から興味があった。人のためになるのなら積極的にしていきたい」と話していた。