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9月補正予算3・8億円増 市道整備費など盛る 名張市

170824_1.jpg 名張市議会9月定例会を前にした8月24日、名張市の亀井利克市長が定例記者会見を開き、提案する15議案を説明した。2017年度補正予算は約3億8066万円増額し、総額を約268億2231万円とした。 【9月議会に提案する議案を説明する亀井市長=名張市で】

 補正予算は前年度事業費の精算による国や県からの返還金の追加や、消費的経費、一般市道の整備費などの追加が主。

 一般会計のハード事業費は8792万円。民間保育所などの施設整備補助金として3669万円を計上し、蔵持保育園、名張よさみ幼稚園の2施設の認定こども園化に伴う改修や、新設する「第2かな保育園」の整備を一部補助する。一般市道整備事業は4949万円で、いずれも市道の赤坂夏秋橋線と新田南古山線の拡幅工事。市道新田南古山線は今年5月、通学時の安全確保を求め保護者や学校から要望が出されていた。

 ソフト事業は2億9273万円。うち前年度決算余剰金1億9772万円を財政調整基金や介護給付費準備基金へ積み立てた。来年4月から始める子ども医療費の現物給付に必要なシステム改修経費として1699万円、空き家の利活用を進める桔梗が丘、名張、赤目地域での先駆的空き家対策モデル事業として550万円を充てた。

 16年度決算認定は、一般会計の歳入総額を267億4921万、歳出総額を264億7151万円とし、形式収支は2億7770万円。実質収支は2億6870万円と黒字となった。臨時財政対策債の減収や地方税交付金の減収など厳しい状況の中での黒字確保は都市振興税の導入効果とした。

 病院会計は、延入院患者数は前年度比1441人増加の5万9311人、延外来患者数では741人減少の8万4766人。医業収支は前年度より70万円改善したものの、純損失で4986万、特別損益を除く経常損益は6877万円の損失となった。

 亀井市長は会見で16年度決算に触れ、「人件費など固定的なものを抑制していくだけでなく、都市振興税を活用し、今進めている下水道整備などの事業を活性化しないといけない。事業をやらずに借金を減らすのではなく、事業をしながら起債を下げていく」と話した。

 9月定例会は8月31日から10月2日までの33日間。

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