
2001年から毎年開いているもの。今年は青蓮寺・百合が丘地域の未就学児から小学6年生までの17人が参加した。7月27日までの1週間、勤行や地元住民を講師にした郷土学習や講話を通じて修養に励む。修養後には、地元ボランティアたちが付き添った学習教室もあり、夏休みの課題に取り組んでいる。
24日は人権学習の日で、子どもたちは本堂に正座して10分間読経したあと、市人権・男女共同参画推進室の水本憲二さん(44)から思いやりの大切さについてクイズや絵本の朗読を交えた講話を受けた。水本さんは「大事なのはその人の気持ちがどうなのか。相手の気持ちを想像して接して」と訴えた。
参加していた百合が丘小4年、森本くるみさん(9)は「差別のことを考えられて良かった。早起きもできるようになったし、お経も覚えられた」と得意気に話した。