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DV対応プロジェクトチームや少年事件の捜査隊を指名 名張署

170421_1.jpg 管内で発生する重要事件などに備え、名張署の後藤善信署長は4月21日、「人身安全関連事案対処プロジェクトチーム」と少年事件特別捜査隊、鑑識代行員として活動する署員の指名・指定式を開いた。【指名式で指名書を手渡す後藤署長=名張市蔵持町芝出で】

 指名や指定を受けたのは、生活安全課と刑事課、交通課、地域課、警備課、警務課の署員たち。プロジェクトチームは35人、少年事件特別捜査隊は12人で編成し、鑑識代行員は15人が指名を受けた。

 プロジェクトチームは、DVやストーカー事案などに対応し、特別捜査隊は少年による集団暴行やひったくりを始め、組織的な犯罪の捜査にあたる。鑑識代行員は事件が多発した場合などに専従員に代わって鑑識を代行する。

 式ではプロジェクトチームの上田宏晃・生活安全課課長、捜査隊の大谷佳生・生活安全課少年係長、鑑識代行員の西村勇人・刑事課捜査第一係長がそれぞれを代表し、後藤署長から指名書や指定書を受け取った。後藤署長は「地域の安心安全を脅かす事案に対しては、課や係の枠を超え、我々が中心となり、オール名張署で対応していくこと」と訓示した。

 同署によると、管内で2016年中に受けた相談件数は、DVが16件、ストーカーが6件。14歳以下を含む少年の刑法犯検挙人数は9人。

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