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年間利用者4万人目指す 市民陸上競技場が一新 名張市

170402_1.JPG 2021年「三重とこわか国体」のホッケー競技と弓道競技の会場になる、名張市夏見の市民陸上競技場「メイハンフィールド」の改修工事が完了した。市は年間利用者数を、従来より1万3000人多い4万人を目指す。【テープカットする出席者たち=名張市夏見で】

 工事は昨年10月に着工。トラック内の人工芝化、トラックのウレタン舗装化、障害者用駐車場の設置など、約4億円かけて改修。雨天時でも利用できるようになり、日本陸上競技連盟の第4種公認競技場となる見込み。

 4月2日の「オープニングセレモニー」には、市の関係者らが出席。スタンドに設けられた「メイハンフィールド」の看板を除幕した後、スタンド正面で紅白のテープをカットを行い、来場者にお披露目した。亀井利克市長は「トイレの改修など、引き続き整備を進めたい」と述べた。

 この日は赤目中、北中の陸上競技部の生徒らも来場し、人工芝やフィールドの感触を確かめていた。北中学3年の濱田紗依さん(14)は「他の競技場よりも、芝生が柔らかい。土より走りやすそうで、記録も伸びると思う」と話した。

 会場では、陸上競技選手3人による実技講習や講演、サッカーの親善試合なども行われた。

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