


午前6時30分ごろに極楽寺(名張市赤目町一ノ井)を出発した一行は、ほら貝を先頭に、同市安部田から宇陀市室生上笠間までは枯葉の積もった山道を進み、同9時前には同所の音楽の森ふれあい館へ到着。住民らによる「笠間の郷を思う会」のメンバーらからイノシシ汁やおにぎりなどの振る舞い=写真3枚目=で歓待を受けた後、バスなどに分乗して東大寺へと向かった。
友人2人と初めて参加したという名張市松崎町の長谷川京子さんは「峠を越せるか心配だったけど、皆と一緒だったので大丈夫だった」、近畿大学工業高等専門学校2年の瀬川啓吾君は「思ったより大変だったけど、めったにない経験ができた」と話した。