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名張の旅やお茶楽しむ 学生らが「おもてなしの1日」

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 旅や食を通じた名張のおもてなしをテーマにしたイベント「おもてなしの1日」が2月25日、名張市南町の名張産業振興センターアスピアで開かれた。学生らが考えた旅行企画コンテストや、高校生による抹茶や菓子の振る舞いなどで、来場者をもてなした。【なばり旅コンテストの様子=名張市南町で】

 イベントは市の主催。今年で3年目になる。「なばり旅コンテスト」は、「日帰り」「1泊2日」「2泊3日」の3部門でプランを募集。この日は、40点の応募の中から1次選考を勝ち抜いた各3グループが、旅行会社の関係者にプレゼンを行った。

 1泊2日の部は、近大高専5年の岩本由香さん(20)らのグループが受賞。赤目四十八滝の散策や忍者体験、和菓子の食べ歩きを、家族向けの旅として企画した。

 岩本さんは「学生生活を送る中で感じた名張の自然や町並みの良さを妹や家族に伝えたくて企画した。受賞出来てうれしい」と話した。

 お点前の披露と抹茶の振る舞いは、菓子でのもてなしを市の条例施行を機に初めて企画した。名張高と名張西・名張青峰高の茶道部11人が来場者を前に茶を立て、地元の和菓子店の協力で生徒たちが考えた練り切り「雪下駄」「虹」を振る舞った。

 見学していた同市の小学3年生、鳥塚昴君(9)は「お茶を立てる姿が真剣ですごいと思った。いつかは自分でもお茶を立ててみたい」と喜んでいた。

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【来場者にお点前を披露する生徒】

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