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芭蕉門弟の服部土芳しのぶ 伊賀市の西蓮寺で

170118_5.jpg 松尾芭蕉と同郷で門弟の服部土芳(1657‐1730)をしのぶ「土芳忌」が1月18日、墓所がある伊賀市長田の西蓮寺で営まれ、参列した芭蕉翁顕彰会の役員や会員、市民ら約40人が墓前に手を合わせた。【読経する武田住職と参列者=伊賀市長田で】

 29歳の時に旅中の芭蕉と20年ぶりに再会した後、74歳で亡くなるまで俳諧一筋に専念。生涯独身で、芭蕉没後は伊賀俳壇の中心として活躍し、芭蕉の俳論を体系化した「三冊子(さんぞうし)」を執筆した他、「蕉翁句集」など芭蕉の言葉や作品をまとめるなどの業績を残した。

 288回忌の法要後、武田圓寵住職(74)は「土芳も皆さんと縁を深められたことを喜んでいると思います。土芳忌を続けて頂いていることにお礼申し上げます」とあいさつ。その後、同寺の食堂で顕彰会学芸員の馬岡裕子さんによる講話があり、午後からは同市上野中町の上野ふれあいプラザで「土芳を偲ぶ俳句会」が開かれた。

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