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ウィッツ高問題 学校審が答申書提出 伊賀市長が廃止認可へ

170117_5.jpg 伊賀市の意育教育特区学校審議会の直木葉造会長は1月17日、諮問されたウィッツ青山学園高校の廃止を認めるのが妥当とする答申書を岡本栄市長に提出した。市は新たな学校設置者に「学校法人神村学園」(鹿児島県いちき串木野市)を選定しており、4月開校予定の伊賀分校について県が審議する時期に合わせ、廃止を認可する方針。【答申書を手にする学校審の直木会長(右)と岡本市長=伊賀市で】

 答申では、学校の廃止認可申請書を妥当と判断したことに加え、「今後は交代に伴う諸手続きが円滑に進むよう尽力されることと、高校教育が確実に保障され、生徒に不利益にならないよう格段の配慮を願う」と岡本市長に求めた。市教委のウィッツ対策室が発表したスケジュール案によると、2月にある市議会定例会に同審議会の設置など定めた関連条例の廃止案を提案し、3月末でウィッツ高が閉校。4月の早い時期に内閣府に特区計画の取り消し申し出書を提出する予定。

 答申書を受け取った岡本市長は「大変重い課題を審議頂いた。答申書に付記されたことを踏まえ、しっかりと進めていきたい」と話し、会見で質問のあった市の対応については「もう少し早い時期にしっかりとできていれば今日のようなことはなかった」と答えた。

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