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同じ名前の女児にかぜ薬を誤投与 伊賀市の大山田保育園で

 伊賀市は1月6日、市立大山田保育園(竹内美恵園長)で4歳の女児に誤ってかぜ薬を投与したと発表した。職員が経過観察していたが、女児の様子に変わりはなかったという。

 保育幼稚園課によると、誤投与があったのは同日午後0時40分ごろ。同園に勤務する女性看護師が給食後に3歳の女児の保護者から預かった抗生物質と整腸剤の粉薬を苗字違いで同じ名前の女児に投与。約30分後、薬袋の氏名を確認したところ、誤飲させたことが判明した。

 保護者から薬を受け取ったのは別の女性保育士で、女性看護師が今回誤飲させた女児に同様のかぜ薬を投与した経験も過去にあったことなどから、同課は職員間でチェックを的確に行わず、ミスの原因となったと説明。女児は念のため医療機関で受診するが、処方した薬局に確認したところ、服用しても健康に影響はないという。

 ミスを受け、同園は保護者に謝罪し、園児150人の全保護者に電話で状況を報告。今後の対応として氏名の確認を複数人で確実に行うなど再発防止に努めるとしている。同園では、約2年前にも姉の薬を弟に誤投与する事案があった。

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