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子どもの成長願う 八幡神社の「若子祭り」 名張市滝之原

170109_1.jpg 名張市滝之原の八幡神社で1月9日、地区の子どもらの健やかな成長を願う「若子祭り」が行われ、裃(かみしも)姿の地区住民が弓取り人となり、空に向けて弓を引いた。【的を外すように矢を放つ弓取り人たち=名張市滝之原で】

 前年に新たに誕生した子どもや地区に迎え入れた婿養子の無病息災や成長を願う、700年以上の歴史がある正月行事。市の無形民俗文化財にも登録されている。今年の若子は婿養子はおらず、昨年4月に誕生した山本修太郎ちゃん1人を祝った。

 境内での神事に続いてあった弓取り行事は、神社前から約70メートル先の斜面に設置した1・8メートル四方の的を外すように矢を射るのが特徴。今年は4人の弓取り人が2人ずつ、代わる代わる計36本の矢を放った。

 行事を見守った、修太郎ちゃんの母の文さん(32)は「無事に終わってほっとしている。子どもには賢く、元気に育ってほしい」と話していた。

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