深刻化する特殊詐欺の撲滅に向けた被害防止を推進する三重県警伊賀署の「特殊詐欺撲滅プロジェクト」に、三重県神社庁上野支部が新たに加わり、10月12日に伊賀市上野東町の菅原神社で参画式が開かれた。
今年5月、市や金融機関、公共交通、コンビニなど26団体でスタートした同プロジェクトは、参加団体が警察との連携を強め、主体的に詐欺被害防止に取り組むのが目的。旧上野市内にある28の神社で構成する同支部が29団体目となり、各神社では啓発ポスターを参拝者の目の付きやすい場所に掲示する。
この日の参画式では、同署生活安全課の辻雅則課長から、同支部の直井清支部長(70)(同神社宮司)へ啓発ポスターが手渡された。直井支部長は「少子高齢化の中で、氏子の皆さん、市民の皆さんが『確認し合う・助け合う』という共同体意識を再確認できるよう、一丸となって特殊詐欺の撲滅を図っていけたら」と参加への思いを語った。
同署生活安全課によれば、今年8月末までの特殊詐欺の発生件数と被害額は、県内で581件(前年同期比32件増)、約35億1720万円(同約1億1760万円増)、同署管内では13件(同3件減)、約4300万円(同約2800万円減)となっている。






