【4月の犯罪発生マップ】

 三重県警伊賀、名張両警察署がまとめた4月中の刑法犯認知件数(暫定値)は、伊賀署22件(前月比2件増)、名張署42件(同13件増)といずれも前月を上回った。

 空き巣などの侵入盗が伊賀署では5件(丸の内3、ゆめが丘・島ヶ原各1)、名張署では2件(名張駅前・つつじが丘各1)、自動車関連では部品ねらいが伊賀署で1件(丸の内)あった。

急増 投資詐欺&ロマンス詐欺

 株式投資を勧める広告に端を発し、アプリを通じて資金を振り込ませる「投資詐欺」や、恋愛感情を抱かせて金銭をだまし取る「ロマンス詐欺」など、SNSを通じた詐欺事件が全国で多発している。警察では「SNSで勧誘する儲け話は詐欺」「投資用アプリのダウンロードを勧められたら詐欺」と注意を呼び掛けている。

 名張署管内で約1600万円の投資詐欺被害に遭った男性は、フェイスブック上の広告にアクセスした後、投資話が飛び交うLINE(ライン)グループに誘導された。著名人を名乗る人物と交流を持ち、投資アプリをダウンロード。指定された口座に入金したところ、アプリ上に利益が表示されたため話を信じ、計8回にわたって異なる口座に現金を振り込んだ。その後、出金できないことを不審に思って弁護士に相談し、被害が発覚した。

 名張署では今年、投資詐欺とロマンス詐欺が既に計10件発生しており、約4700万円の被害が出ている。

 投資詐欺や偽アカウント・偽広告などを通じた被害防止を呼び掛けている日本証券業協会(東京都中央区)では、「株や社債をかたった投資詐欺」被害防止コールセンター(0120・344・999、平日午前9時から午後5時)を開設している。

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