【赤目四十八滝渓谷を照らす竹あかり=名張市赤目町長坂で】

 三重県名張市の景勝地・赤目四十八滝を竹の灯籠(とうろう)「竹あかり」で照らす催し「幽玄の竹あかり」が来年1月28日まで開催されている。大小さまざまな約2000個の明かりが、300メートルにわたる幻想的な夜の渓谷を演出している。

 市と市エコツーリズム推進協議会が共催する「なばり竹あかりSDGsプロジェクト」の一環で、2020年から始まり、今回で4度目の開催。放置された市内の竹林を伐採し、市民向けの体験ワークショップで手作りした竹あかりもある。渓谷内の他、赤目自然歴史博物館前から滝入口前までの「森エリア」にも設置している。

 11月中と12月23、24、25日の点灯は午後5時から同8時30分まで。それ以外は金土日祝のみの午後7時30分まで。入場料は高校生以上600円、小中学生300円で、入山料(高校生以上500円、小中学生250円)が含まれている。期間中は平日午後5時以降、周辺駐車場が無料になる。

 問い合わせは赤目四十八滝渓谷保勝会(0595・41・1180)まで。

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