【公演に向け稽古に励むメンバーたち】

 三重県伊賀市を中心に70年以上活動を続ける演劇グループ「劇団上野市民劇場」(杉森正美代表)の公演「僕のメリーゴーランド」が3月18、19の両日、同市大谷の前田教育会館蕉門ホールで開かれる。

 同劇団は1951年、県立上野高校の演劇部OBが設立したグループが前身となり、市内各地で公演をしてきた。発足当初は30人ほどいたという団員は現在、20代から80代までの8人に。団員たちは「1人で何役も演じるのは大変だが、好きだから続けられる」と、同市小田町の稽古場で週2回、和気あいあいと稽古に励んでいる。

 今回の舞台は2021年春に開催した「創立70周年記念公演」の第2弾で、コロナ禍でしばらく延期となっていた作品。「老い」をテーマに、高齢者施設の利用者と施設で働く青年との関わりを、団員たちが面白おかしく演じる。

 演出を担当する福北辨さん(85)は「世代を超えて一つの舞台を作り、絶やさず続けてきた稽古の成果を見てもらいたい」と来場を呼び掛けた。

 開演は18日が午後6時、19日が同2時。チケットは前売りで、一般2000円、シニア(70歳以上)1500円、学生1000円。

 問い合わせは福北さん(090・7697・8590)へ。

2023年3月11日付839号3面から

- Advertisement -