三重県は7月29日、伊賀市の20代会社員男性1人を含む県内男女34人(四日市市発表分10人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。すでに従業員6人の感染が判明していた四日市市の企業では、新たに3人が陽性となり、県内86事例目のクラスター(感染者集団)に認定された。県内の感染者は延べ5685人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市と津市が10人、亀山市と鈴鹿市、県外が3人、川越町2人、志摩市、伊賀市、紀北町が各1人。29日時点の県内の確保病床436に対する使用数は119、使用率は27・3%、うち重症者用は確保病床50に対し使用数5、使用率は10%となっている。

 クラスターが発生した四日市市の運送会社では、同市の70代アルバイト従業員男性と60代会社員男性、津市の50代会社員男性が新たに感染。津市の男性は24日まで出勤があり、20日からせきなどの症状が発生。現在は重症で、同居家族の濃厚接触者1人を調査中。同クラスターでは、検査対象となる従業員ら45人の内、陽性9人、陰性34人、結果判定中が2人となった。

 伊賀市の20代会社員男性は、24日に県外感染者と食事。26日からせきなどの症状が発生しており、同日まで出勤していた。現時点で特定されている濃厚接触者は同居家族3人。

 津市の40代女性と20代男性、10代女子高校生は、25日に陽性となった50代会社役員男性の同居家族。20代男性は26日から27日に県内の施設を利用。施設関係の18人が濃厚接触者として特定されている。3人とも無症状で、残り2人は行動歴などから濃厚接触者は確認されていない。

※7月29日午後6時20分追記