三重県は6月23日、伊賀・名張市各1人を含む県内で13人(四日市市発表分1人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染者数が10人を上回るのは5日ぶり。県内の感染者は延べ5205人となった。

 発表によると、13人の内訳は、志摩市3人、桑名・鈴鹿市2人、伊賀・名張・津・四日市市1人、居住地非公表2人。

 名張市の10歳未満女児は、20日に女性職員の感染が判明した幼稚園に通っており、接触者調査で陽性が判明した。無症状で、同居家族や別居親族計7人が濃厚接触者として特定されている。この園では職員と園児計35人を検査し、34人の陰性が確認された。

 伊賀市の20代会社員女性は感染経路不明。職場関係17人を含む20人が接触者調査で特定されている。

 鈴鹿市の市立小学校に通う男子児童は21日に県内の施設を利用。学校関係2人の他、施設関係者50人規模の検査を進める。

 志摩市の20代男女、居住地非公表の40代男女はそれぞれ20日に陽性が判明した感染者の同居家族。

 23日時点の県内の確保病床435に対する使用数は57、使用率は11・7%、うち重症者用は確保病床57に対し使用数4、使用率は7%。

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