四日市市は1月14日、四日市市、名古屋市に住む男女5人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。同市内の感染者は延べ254人、三重県内では延べ1649人となった。

 発表によると、名古屋市に住む30代の会社員男性は1月12日に感染が確認された四日市病院の男性医師の接触者。機械のサポート業務を行うなどし、男性医師と同じ部屋にいたことなどから検査を受けていた。

 20代女性と未就学児の女児は、男性医師の妻と娘。妻は37度前半の発熱や頭痛、女児は38度5の発熱などがあり、2人とも1月13日に市内の医療機関で濃厚接触者として検査を受け、感染が確認された。

 20代の男子大学生は、名古屋市内の感染者の濃厚接触者。1月11日に37度8の発熱、鼻汁、関節痛が出現。同13日に市内の医療機関で検体を採取し、感染が確認された。

 90代の女性は1月12日に39度の発熱や頭痛、倦怠感などが出現。翌13日には38度4の発熱があり、市内の医療機関で検体を採取。検査の結果、感染が確認された。1月1日に市内と県外の親族が自宅を訪問、同5日には市内の介護施設を利用していた。家族5人が濃厚接触者に特定されているという。

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