「伊賀地域や近隣には、みずみずしい自然がたくさんある。絵を見た人にもそのことを感じてもらえたら」。油彩で風景画を描いている三重県伊賀市上野忍町の杉山美佐さん(58)は、市美術展や大阪のギャラリーなどに出品したり、SNSで発信したりしている。
大阪芸術大学美術学科を卒業後、大阪市内の百貨店に就職し、24歳で結婚。夫の家業は寿司店で、当時は「筆を手にする暇も無いほど忙しかった」という。子育てが一段落し、大学の同級生らと集まった場で「毎年集まって作品展をしよう」と話が持ち上がり、区切りの50歳になった年から再び筆を握り始めた。
よく出掛けるのは、曽爾村や伊賀市郊外の森で、写真を撮ってスケッチをし、自宅に戻って完成させる。河原の石にアクリル絵の具で水滴を描いた作品は店でペーパーウェイトにしたり、小川に浸して本物の水滴と一体化させて遊んだりしている。
現在は秋に開く予定の大学同期のグループ展に向け、作品を制作している。杉山さんは「これからも油彩画にチャレンジしていきたい。バイクや音楽など、他の趣味とも合わせ、いろいろと楽しみたい」と思いを語った。






