【北川市長(左)から任命書を受け取る登内さん=名張市役所で】
三重県の名張市立病院(同市百合が丘西1)が10月1日、地方独立行政法人(独法)に移行した。初代理事長には、桑名市総合医療センター元病院長の登内仁さん(66)が就任した。任期は3年半。

同日朝、市役所で北川裕之市長が登内さんに理事長の任命書を手渡した。
北川市長は「独法の強み、桑名のセンターでのご経験を生かし、名張の地域医療を守るとともに質の向上を図っていただければ。よろしくお願いしたい」、登内さんは「独法になると、自主性や自律性を発揮できるが、公共性も求められるので、市とよく相談をしながら総合的に頑張っていきたい」と述べた。
また、副理事長には藤井英太郎院長、理事には副院長ら5人が就いた。
職員身分は公務員から法人職員に
独法化に伴い、職員の身分は地方公務員から法人職員になった。同病院事務局によると、10月1日現在の職員数は市立看護専門学校を含めて335人(正規243人、臨時92人)で、このうち医師は34人、看護師は約150人。
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