宅配業者装った強盗を想定 名張の信金で防犯訓練

駆け付けた警察官(左)に逃げた犯人役の特徴などを説明する職員=名張市希央台5で

 三重県名張市希央台5の北伊勢上野信用金庫名張支店で10月14日、強盗を想定した防犯訓練があった。名張署生活安全課などが協力し、職員らが非常時の役割や行動を再確認した。〈YouTubeで動画(https://youtu.be/J2Xq_uNMAgg)〉

 訓練には、見学に訪れた近隣支店の職員らを含め約30人が参加した。犯人役の署員が宅配業者を装って店舗の裏口から押し入り、女性職員に模擬ナイフを突きつけて人質に取り、袋に現金を入れるよう要求。職員が通報しながら現金を袋に入れて差し出すと、犯人役は店外に逃走した。その後、通報を受けて駆け付けた警察官が、逃げた犯人役の身長や服装などを尋ね、職員が答えた。

犯人役の名張署員(左)と人質役の職員

 講評では、犯人役が現場に残したライターとダンボール箱の存在を職員らが見落としていたことなどを署員が指摘した。神崎和也支店長は「指摘された点を、改善したい。強盗だけでなく、特殊詐欺にも注意していきたい」と話した。この他、職員5人が訓練用カラーボールの投てきを体験した。

 同署によると、金融機関を狙った強盗事件は2022年7月以降発生していない。井上裕顕・生活安全課長は「発生はしていないが、防犯意識を引き続き持っていただきたい」と職員らに呼び掛けた。

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