マットな質感のアクリル絵の具「アクリルガッシュ」を使った風景画をライフワークにしている、兵庫県姫路市在住の風景画家、金井立さん(75)による絵画展「自然‐jinen‐瞬きをとらえて」が、9月22から24日まで、三重県名張市蔵持町里のベルウイング武道交流館多目的ホールで開かれる。入場無料。
大阪府八尾市で中学校の美術教員をしていた金井さんは、定年後に画家や絵画講師として活動。各地へスケッチに出掛け、名張市の赤目四十八滝や香落渓、伊賀市高尾の黒渕の滝、曽爾村の屏風岩などへ幾度も訪れている。作品は50号以上の大サイズが多いが、「画材が余ったら同時に描く」という1センチ四方の「超ミニミニ作品」もある。

名張での初個展実現には、伊賀地域に住む旧知の友人との縁があった。数十年来の付き合いで、自宅に金井さんの絵を多数飾っている名張市桔梗が丘の德永みな子さん(79)と、德永さんが習う同桔梗が丘のピアノ講師・ピアニストの澤しのぶさんが、会場探しなどの準備を進めてきた。
絵画展は午前10時から午後5時(最終日は同4時)まで。22、24日は午後2時から、金井さんの作品から連想したクラシック曲を澤さんが演奏するピアノミニコンサート(入場無料)がある。また、金井さんの教え子で俳人の坂石佳音さん(伊賀市桐ケ丘)も、作品のイメージを基にした俳句を添える予定だという。
金井さんは「さまざまなご縁があり、名張で個展を開くことができる。絵を通じた出会いを楽しめたら」、澤さんは「作品から感じる空気や流れを基に選曲する楽しみがある。一緒に楽しんでもらえたら」と話した。









