【(左から)寄贈された墜落制止用器具を着用する隊員、北川市長、山中社長、ロープ保護具を手にする隊員=名張市鴻之台1で】
特殊塗料メーカー「オキツモ」(三重県名張市蔵持町芝出)は10月2日、救助活動で隊員が身に着ける墜落制止用器具(フルハーネス)7セットと、ロープ保護具2枚を市に寄贈した。
同市消防本部では、山岳救助などに対応する資機材の整備、更新を進めている。同社がその取り組みを知り、寄贈が実現した。
この日、同本部で同社の山中重治社長が北川裕之市長に目録を手渡し、市は感謝状を贈呈した。山中社長は「消防の現場は常に危険と隣り合わせ。少しでもお力添えできるのであれば、これ以上の喜びはない」、北川市長は「非常に重要な安全装備で、切実に必要としていた。感謝申し上げたい」と述べた。
同社は2021年にも感染防止衣を市に寄贈している。
※この記事の写真撮影は、株式会社ユーで職場体験学習に取り組んだ市立桔梗が丘中3年の植田さんと澤田さんが担当しました。
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