【新工場のイメージ(中外医薬生産提供)】
医薬品メーカー「中外医薬生産」(本社・三重県伊賀市ゆめが丘7)は、約100億円を投資して同市西明寺に新工場「みどりヶ丘第三工場」を建設する。2026年12月の竣工、27年春ごろの稼働開始を目指す。
新工場は、敷地面積9447平方メートル。建物は鉄骨造3階建てで、延べ床面積8009平方メートル。今年8月に着工した。
薬局などで処方箋なく購入できるOTC(オーバー・ザ・カウンター)医薬品の安定供給に向けた新設。生産能力は胃腸薬や解熱鎮痛剤、総合感冒薬など年間20億錠、2000万箱としている。
最新の自動化設備を導入するとともに、環境制御技術と品質管理体制を整え1ライン当たり最大3倍の生産性向上を目指す。新工場の稼働に伴う採用計画は70人。
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