【途中出場から3分後にゴールを決め喜ぶくノ一MF篠原(左から2人目)=伊賀市で】

女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一三重は4月14日、伊賀市小田町の上野運動公園競技場でスフィーダ世田谷FCと対戦し、試合終盤に追いついて2‐2で引き分けた。5節終了時の通算戦績は2勝1分2敗で、順位は12チーム中5位。

 くノ一は前半に放ったシュートが序盤の2本だけで、その後はS世田谷の出足鋭いプレスで主導権を握られ、守勢に回る時間帯が続いた。先制を許したのは17分、こぼれ球を奪われた後、カウンターから逆サイドに展開されてフリーでシュートを決められた。42分のコーナーキックでもオウンゴールがあり、点差が開いた。

 3連敗は避けたいくノ一は、後半から途中出場の選手が活躍した。同16分、MF篠原沙耶がMF平田ひなのからのパスを受け、ディフェンダー2人に挟まれながらペナルティエリアにドリブルで進入。飛び出してきたゴールキーパーをかわし、ネットを揺らした。終了直前にも、篠原はコーナーキックから頭でゴールを決め、2試合連続で無得点だったチームで存在感を示した。

 篠原は加入2年目で、この日がリーグ初得点だった。試合後のインタビューでは「試合の途中から入る中で流れを変えないといけないという気持ちがあった、まずはゴールにまっすぐ向かっていくことを意識した」と振り返った。北村隆二監督は「前半は自分たちの戦いができず、相手の勢いに飲まれてしまった。連敗を止められたことは良かった。次の敵地戦で勝ち点3を取って、伊賀に戻ってきたい」と話した。

 次節の21日は千葉県の鴨川市陸上競技場でオルカ鴨川FCと対戦する。

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