【給食センター建設予定地に決まった伊賀南部ストックヤード西隣のテニスコート(手前)とゲートボール場=名張市青蓮寺で(2023年8月撮影)】

 三重県名張市は2月15日、中学校給食の実施に向けた基本計画を公表した。事業手法は民間資本を活用するPFIを採用し、給食センターの建設予定地は同市青蓮寺に決めた。この日の市議会全員協議会で説明した。

 県内で中学校給食を実施していないのは同市のみ。市は22年6月に「2027年度中を目途に開始を目指す」と表明し、昨年8月には実施方式をセンター方式に決定した。

 事業手法については、コンサルティング会社に民間活力の導入可能性調査を委託し、PFI、DB、DBO、設計・建設・調理業務を別々に発注する従来手法の4つをコストやスケジュールなど比較検討してきた。その結果を基に、PFIが「最も適切」と判断した。

 給食センターの建設地は、第1候補としていた同市青蓮寺の伊賀南部ストックヤード西隣にある公共用地(現在はテニスコートとゲートボール場)に決定。施設整備費と15年間の運営費などを合わせた概算の事業費は、約50・1億円と試算している。

 市教委によると、今後は基本計画に基づいて事業者の選定などを進めていく。現時点では、27年度の3学期の給食開始を想定しているという。

【関連記事】名張市中学校給食、センター方式に決定 建設地は青蓮寺が第1候補(https://www.iga-younet.co.jp/2023/08/22/79764/)


用語

【PFI】公共施設の建設、運営、維持管理などを民間の資金やノウハウを活用して行う。
【DB】公共施設の設計、建設を民間に一括発注する手法。
【DBO】公共施設の設計、建設、運営、維持管理などを民間に一括発注する手法。

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