【全国大会に出場する門口さん=伊賀市で】

ゆめが丘陸上クラブ

 7月2日の全国小学生陸上競技交流大会三重県予選(伊勢市)で、優勝など好成績を収めた伊賀市の「ゆめが丘陸上クラブ」(南正人代表)のメンバー。8月の東海大会、9月の全国大会へ出場する。

門口さん全国へ

 女子コンバインドAで他を圧倒して優勝したのは上野南小6年の門口咲愛さん。コンバインドAは、小学生陸上の混成競技の一つで80メートルハードルと走り高跳びの2種目の記録を所定の計算式で得点に換算、その合計得点で競う。門口さんは両種目1位に輝き、9月16、17日に横浜市の日産スタジアムである全国大会では「皆の期待に応えられるよう、悔いのない大会にしたい」と闘志を燃やしている。

東海へは6人

東海大会に出場する(左から)山岡さん、井田さん、尾登さん、城﨑さん、尾造さん、大井さん=同

 惜しくも2位だったのが、5年男子100メートルに出場した上野東小5年の山岡虎之介さん(11)。8月26日に静岡県静岡スタジアムで開催の「東海小学生陸上競技大会」では「1位を狙う」と熱く語る。

 混合4×100メートルリレーで県大会3位になり東海大会に出場するのはいずれも友生小6年の尾造咲帆さん(11)、尾登世琉さん(12)、城㟢莉子さん(11)と久米小5年の井田大士さん(11)の4人。「東海では1位を狙っていく」と声をそろえる。

 走り幅跳びとジャべリックボール投げの混成競技女子コンバインドBで5位入賞した友生小6年の大井彩羽さん(12)は、「東海大会では決勝に残れるよう頑張りたい」と健闘を誓った。

 南代表や宮田英樹監督も「日頃の力を思い切り出してきてほしい」とエールを送っている。


大谷さん

名張ジュニア

大谷さん東海へ

 名張市の陸上クラブ「名張ジュニア」に所属する、つつじが丘小6年の大谷奏拓さん(12)は、コンバインドA(80メートルハードル、走高跳)で東海大会に初出場する。

 日本拳法や水泳、サッカーの経験がある大谷さんは、4年生から陸上競技を始め、短距離種目を中心に練習に励む。今年の県大会出場を機に本格的に練習を始めたハードルは「得意じゃなかったけど練習を重ねて好きになってきた」という。

 身長は155センチと決して大きくないが、持ち前のスプリント力を生かし、7月の県大会では4位に入った。東海大会に向けては「自己ベストを更新できるように頑張りたい」と抱負を話し、「これからも陸上を続けていきたい」と語った。

2023年8月26日付850号19面から

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