【三重県庁=津市広明町】

 三重県は7月18日、食中毒を引き起こす微生物が繁殖しやすい気象条件になっているとして、今年2回目の食中毒警報を発令した。有効期間は同日午前11時から48時間。

 県内の18日午前9時現在の気温は、津市で33・3度、湿度は52%で、予想最高気温は37度。県食品安全課によると、同警報の発令基準のうち「気温30度以上が10時間以上継続すると予想される場合」という項目に該当しているという。

 県によると、昨年は同警報が6月27日と8月1日の2回発令され、今年は7月3日に1回目が発令されていた。県内で今年発生した食中毒は1件(患者数41人)で、4月以降は発生していない。

 県では、生鮮食品の保管時の温度管理や、加熱が必要な食品の取り扱い、調理後の食品の保管などに十分注意するよう呼び掛けている。

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