【作品を紹介する松永さん=名張市梅が丘北で】

 三重県名張市梅が丘北2の主婦、松永直美さん(65)は、建築材料のモルタルと発泡スチロールの断熱材を使い、鉢カバーやミニチュアハウスなどを手作りしている。イベント会場などで作品を手にした人からリクエストも来るそうで、「他には無い」「多肉植物を入れると可愛い」と評判だ。

 若いころは、木材をカットして着色したシルエット人形や、さまざまな素材に絵を描くトールペイントなどに挑戦し、イベントなどで作品を披露していた時期もあった。2年ほど前から、雑誌などを見てモルタル造形を作ってみようと思い立ち、取り組んでいる。

 松永さんの作り方は、最初にアイデアをスケッチして型紙に起こし、断熱材をカットして接着する。乾いたらモルタルを塗り、水性塗料でフレンチテイストにするなど、好きな色を付ければ完成。椅子形の作品や“お店屋さんシリーズ”もあり、防水仕様になっているので屋外に置いても劣化しにくいそうだ。

 6月4日にはプラント伊賀店(伊賀市ゆめが丘1)で開かれるイベント「手づくり市&フリーマーケットいがコミ」に出店予定。インスタグラム(@alice69naomi)でも情報を発信している。

 問い合わせは松永さん(080・5160・5631)へ。

2023年5月27日付844号2面から

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