三重県は8月8日、伊賀市65人、名張市62人など県内で1408人(四日市市発表分337人含む)が新型コロナウイルスに感染し、50、80、100歳代の男女3人が死亡したと発表した。高齢者施設などで新たに5件のクラスター(感染者集団)が発生し、県内の感染者は延べ14万6269人、死者は364人となった。
発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市338人、津市186人、鈴鹿市142人、松阪市107人、伊勢市106人、桑名市95人、伊賀市65人、名張市62人、菰野町45人、いなべ市44人、亀山・志摩市と多気町が20人、明和町19人、鳥羽市17人、玉城町15人、尾鷲市14人、御浜町11人、県外10人、熊野市と川越・大台町が各9人、東員町7人、大紀・紀宝町が各6人、朝日町5人、木曽岬・度会町が各4人、南伊勢町3人、紀北町2人で、8人が不明だった。
県内の入院患者は前日から22人増の315人、重症者は変わらず1人で、病床使用率は56・1%、重症者用は1・9%。確保病床は前日から3床増えて561床となっている。自宅療養者は前日から561人減の2万3404人。
新たに認定されたクラスター5件はいずれも高齢者施設で、特別養護老人ホームでは対象者78人(職員37人、入所者ら41人)のうち59人(同25人、34人)、有料料人ホームでは76人(職員29人、入所者47人)のうち64人(同22人、42人)、3か所の高齢者入所施設で計131人(職員55人、入所者76人)のうち75人(同20人、55人)が陽性となった。
※8月8日午後4時52分追記
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