5月下旬に開催された「第409回段位暗算検定」(全国珠算教育連盟)で、三重県の名張市立美旗小5年の上島蓮弓さん(11)が最高位の十段に合格した。8月1日に同市役所を訪れ、北川裕之市長に合格を報告した。
上島さんは6歳のころから同市桔梗が丘1の「竹島珠算簿記学校」で学び始め、九段を昨年9月に取得。十段への挑戦は、文字の正確さなど審査の厳しさから3回不合格になったが、毎日通う教室での練習の甲斐もあって、4回目の挑戦で悲願をかなえた。
上島さんは乗暗算と除暗算、見取暗算でそれぞれ190点を取り合格した。十段合格者は全国17人で、県内では上島さん1人だった。
同市役所を訪問した際には、デモンストレーションで得意の見取暗算を披露。「次は珠算十段を取りたい」と意気込んだ。
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