新型コロナウイルスの感染拡大防止のための「まん延防止等重点措置」が、新たに三重県や岐阜県など10県に適用されることが8月17日に決まった。実施期間は20日から9月12日まで。県内では特に伊賀や名張、津、四日市など17市町が重点措置を講じる区域となり、飲食店での酒類提供の自粛などを要請する。

 発表によると、県の重点措置区域は、桑名市、いなべ市、木曽岬町、東員町、四日市市、菰野町、朝日町、川越町、鈴鹿市、亀山市、津市、松阪市、多気町、明和町、大台町、名張市、伊賀市。重点措置区域では、飲食店に酒類(持ち込み含む)を提供しないように求める他、午後8時までの時短営業を要請。床面積が1000平方メートルを超える劇場や運動施設なども、接触機会低減のため営業時間を午後8時までとすることを要請する。イベント開催の際は、上限人数を5000人とし、大声での歓声が想定される場合は収容人数の50%に制限する。

 また、重点措置区域以外でも、午後8時以降の飲食店への出入りや、飲食店のカラオケ設備を利用しないように呼び掛ける。大規模な商業施設では、人数管理や制限、誘導など入場者の整理をするように要請し、事業所へは在宅勤務や休暇取得の促進により、出勤者の7割削減に取り組むよう求めていく。

 県独自の緊急警戒宣言で、県全域の飲食店に対して実施している午後8時までの時短営業要請の期限は8月31日までとしていたが、8月以降に新規感染者が急増し、医療提供体制への負担にもなっていることから、県は国へ同措置の要請を行った。