三重県は8月15日、未就学児から70代の男女151人(伊賀市3人、名張市8人、四日市市発表分41人含む)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。前日の148人を上回り、5日連続の過去最多更新。県内の感染者数は延べ7077人となった。

 発表によると、居住地別内訳は、四日市市41人、鈴鹿市29人、津・桑名市16人、伊勢市・菰野町9人、名張市8人、亀山市6人、松阪市4人、伊賀・いなべ市3人、尾鷲市・川越・多気・東員町1人、県外3人。県内の病床使用率は56・2%、うち重症者用病床の使用数は26%となった。

 名張市では、男子高校生2人、40代と50代のパート従業員女性、30代自営業男性、50代会社員女性、職業確認中の60代男女の陽性が判明。伊賀市では40代会社員男女、20代会社員男性の陽性が判明した。

 県内の企業で発生した98事例目のクラスター(感染者集団)では、新たに鈴鹿市の20代男性の陽性が判明。このクラスターの陽性者数は計7人となった。

 感染が判明した菰野町の女子高校生は、夏休み中も登校。同じクラスや部活動の生徒ら計50人の検査を進める。

 鈴鹿市では市消防本部に勤務する10代男性職員、伊勢市では市内の別々の学校に勤務する20代教職員女性2人の感染が判明した。

※8月15日午後6時2分追記

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