三重県の伊賀市議会(定数22)は6月定例会最終日の28日、市が一般会計補正予算案に盛り込んだ岸宏子文学記念館整備事業費2223万円のうち、耐震診断業務委託料約323万円の執行凍結を求める付帯決議案を提出し、賛成多数で可決した。

 提出者代表で中谷一彦市議(公明党)は「これまで議会に対し利活用の方向性について詳細な説明がないまま予算が計上された」と提案理由を説明。採決結果は賛成19人、反対2人だった。付帯決議には法的効力はない。

 また、市内に39団体ある住民自治協議会のうち、旧阿山郡にある11団体が提出した支所廃止案の撤回を求める請願は賛成多数で採択した。付託した18日の総務常任委員会では、市が計画を見直した上で、7月に新たな案を示す方針を明らかにしていた。

 主な議案など、市川岳人議長を除く賛否結果は次の通り。敬称略。

一般会計補正予算に対する付帯決議

【賛成=19人】
釜井敏行、西條エリ子、西田方計、浜瀬達雄、増田雄、森中秀哲、川上善幸、北森徹、西口和成、福岡正康、宮崎栄樹、桃井弘子、山下典子、赤堀久実、上田宗久、近森正利、中谷一彦、百上真奈、中岡久徳
【反対=2人】
北山太加視、田中覚

支所廃止案の撤回を求める請願

【賛成=19人】
釜井敏行、北山太加視、西條エリ子、西田方計、浜瀬達雄、増田雄、森中秀哲、川上善幸、北森徹、西口和成、福岡正康、宮崎栄樹、桃井弘子、山下典子、赤堀久実、上田宗久、近森正利、中谷一彦、百上真奈
【反対=1人】
田中覚
【退席=1人】
中岡久徳