【(左)下描きした板を削る児童、(右)校舎の時計塔=伊賀市玉瀧の玉滝小で】

シンボルの時計塔など 閉校式会場に

 学校の思い出を形に残そうと、三重県の伊賀市立玉滝小では最後の卒業生となる6年生が記念制作としてオルゴールの木箱を完成させた他、3、4、6年生は絵画で、1、2、5年生は版画で、それぞれ校内の思い出深い場所を描いている。3月7日の閉校式には会場に貼り出す予定だ。

【上】感謝込めた閉校式を 保護者ら準備
【中】子どもたちの将来「良いものに」

 5年生11人は、ほとんどが校舎の「シンボル的存在」という時計塔を描き、そこに校内の樹木や雲などを加えた題材にした。稲森蒼士君は「玉滝小で卒業したかったけど、今は阿山小での生活が楽しみ」、川島瑠夏さんは「運動場から見た風景が印象的。新しい友だちをたくさんつくりたい」と笑顔で語る。

 図工と習字の授業を担当する藤村泰子さんは、子どもたちの作品の出来を確認しながら、「新しい学校へ行くのが楽しみ半分、不安半分という気持ちだと思うが、作品からは『この学校が大好き』という思いが伝わってくる。自分たちで学び舎を描いたことをこれからも覚えていてほしい」と話した。

2021年2月27日付790号7面から