官公庁などが仕事始めを迎えた1月4日、名張市役所では部長級など職員約30人を前に亀井利克市長が訓示した。今年にかける思いを示す恒例の漢字一文字は「完」とし、「新型コロナウイルスを何としても今年完結させるぞと、強い意志を持って当たりたい」と抱負を述べた。【幹部職員らが集まった仕事始め式=名張市鴻之台1で】

 訓示では、昨年の市議会12月定例会で可決した固定資産税の超過課税「都市振興税」の3年延長について触れ、「出来るだけ早く説明会をしたい。改革に次ぐ改革をこれまで同様に進めていかなければ」などと述べた。コロナ禍で都市から地方へ転出者が増えていることについては「地方創生へつなげていかなければ。各部局が知恵を出し、これまで以上に名張の魅力を発信してほしい」と呼び掛けた。

 同市議会の常俊朋子議長は「人」の字を挙げ、「人のぬくもりを大切にし、寄り添いながら生きていくまちを目指したいという思いで選んだ」と話した。

 例年、市役所本庁では約100人の職員が集まって仕事始め式を開いていたが、今年は感染防止のため規模を縮小。参加していない職員には、庁内ネットワークなどを通じて訓示内容を知らせるという。