コロナ禍で打撃を受けた飲食業界を支援する国の施策「GoToイートキャンペーン」で、三重県内の登録店で使える食事券の販売と利用が10月20日からスタートした。伊賀地域でも、経済回復の契機になると期待されている。【飲食店の入り口に貼られたキャンペーンのシール=名張市平尾で】

 食事券は1000円券10枚つづり1万円分を8000円で販売するため、2000円分が得になる。県内在住者は、県の事務局が運営するホームページ(https://gotoeat-mie.com/)で購入用の番号を取得し、コンビニの「ファミリーマート」内の端末「ファミポート」に入力すると購入できる。1度の購入は2セットまでだが、何度でも購入できる。(往復はがきでの申込み受付は終了済み)

 食事券が使える店は19日午前11時現在2781店舗で、うち伊賀市は106店舗、名張市は107店舗。ホームページで確認でき、シールやポスターも掲示される。販売は来年1月31日、利用は同2月21日まで。

 問い合わせは県キャンペーンコールセンター(050・3538・2860)まで。

キャンペーンのホームページなどを見せる名張商議所スタッフ=名張市南町で

伊賀地域でも活用を

 食事券は県内で100万セット、総額100億円分が発行され、県の人口約176・8万人(9月1日現在)で割ると、1人当たりの発行額は5656円となる。伊賀市と名張市の人口をかけると、伊賀地域で約9億5000万円分が発行される計算となる。商工会議所などが中心となって進める両市のプレミアム付商品券発行事業に比べると規模が大きいが、使える店はまだ少ない。

 両市の商議所などは、GoToイートについても会員飲食店に周知を進め、活用を促している。名張商議所の川北道治総務管理課長は「とても手軽に利用できる、せっかくの国の支援策。落ち込んだ地域経済の元気を取り戻すため、市のプレミアム付商品券と合わせ活用促進を図りたい」と話した。