名張市は6月11日、市内の小学1年生などを対象に今夏以降の導入を計画していた「フッ化物洗口」について、2021年度に先送りすることを明らかにした。市議会定例会で亀井利克市長が報告した。

 市教育委員会によると、新型コロナウイルス感染症の影響で、県教委による歯科保健関連の事業の開催が中止になったことや、保護者や学校関係者などを集めての説明会の実施が困難なことなどが理由。

 同市は「虫歯予防に一定効果がある」としてフッ化物洗口を導入する方針を今年1月に示し、一部の市民団体が反対の署名活動を展開していた。