伊賀市は観光施設「だんじり会館」(上野丸之内)の入館料改定で市議会6月定例会に条例改正案を提出している。1989年4月のオープンから値上げするのは今回が初めてで、可決の場合は今年10月から実施する。【入館料の値上げを予定するだんじり会館=伊賀市上野丸之内】

 市観光戦略課によると、10月に予定する消費税率の引き上げに合わせた措置。同施設では、ユネスコ無形文化遺産に登録された「上野天神祭のダンジリ行事」の様子を撮影した映像が見られる他、実際のだんじり3基や鬼行列の衣装、面なども展示している。

 改定後の入館料は一般600円、中学生以下400円、30人以上の団体は一般500円、中学生以下300円で、各100円増しになる。入館者数は07年までほぼ4万人を超えていたが、12年からは3万人を割り込むまで減少。昨年は2万3039人だった。

 また、同施設に近い市営駐車場の料金も値上げする方針で、条例を改正する。対象は旧市役所周辺にある白鳳門▽上野公園第1▽同第2▽同第3▽だんじり会館の5か所。改定後の駐車料金は自動車600円、大型バス1500円、定員29人以下のマイクロバス1200円で、バイクは据え置きの200円としている。

 市管財課は改定の理由として、適正管理の継続や歳入確保のためと説明。18年度の利用台数は5か所合わせて計7万1080台、計約3614万円の収入があった。