▲リーフレットを手にする木原さん(右)と大友さん

 がんの経験者やその家族らが、体験談などを話す活動をする際に必要な技術や知識を学ぶ「がんサバイバー・スピーキング・セミナー」が、5月18日(土)午前10時から東京都千代田区紀尾井町のヤフーオープンコラボレーションスペースで開かれる。科学的根拠に基づくがん情報を発信している「認定NPO法人キャンサーネットジャパン」(東京都文京区)が主催し、参加者を募っている。参加無料。三重県からの参加者には2万8千円までの交通費助成がある。

 同法人が展開する、がん経験者らが自らの体験を語ることで、がんに関する課題を明らかにし解決するためのキャンペーン「OverCancerTogether~がんをともにのりこえよう」の一環。
 6回目を迎えるセミナーでは、効果的な文章の組み立て方や公の場での話し方、がんの政策、ソーシャルメディアの効果的な使い方、医療関係者やメディアとの関係構築などを 学ぶ。
 同法人では、これから活動を始めたいと考えている人の参加を求めており、そういった人たちが一歩を踏み出すためのプログラムとなるよう準備を進めている。

国や地域で活躍

 これまでセミナーで学んだ人は150人に上り、参加後、国や地域のがん対策推進委員のメンバーとして活躍したり、NPO法人を立ち上げたりする人も。勤務先の所属部署で体験を語ったところ反響を呼び、社内全体で講演をするようになった人もいるという。  参加希望者は、同キャンペーンのウェブサイト(https://www.octjapan.jp/2019-02-01/2232.html)にある申し込みフォームに必要事項を記入し送信する。定員30人。応募多数の場合は選考となる。締め切りは3月31日(日)、選考結果の発表は4月12日(金)。
 同法人メンタルコーチの大友明子さん(54)は「地域によって抱えている課題は違うので、どうすれば解決できるかを考え、地域で実践して頂きたいです」と話し、事務局長の木原康太さん(32)は「セミナーで学び、皆さんの地域から社会を動かしてください。応募をお待ちしています」と呼び掛けている。
 問い合わせは同法人事務局 電話03・5840・6072へ。

伊賀タウン情報YOU 2019年3月前半(743)号」より