名張市議会9月定例会の一般質問2日目が27日あり、足立淑絵議員(喜働)、坂本直司議員(清風ク)、細矢一宏議員(公明党)の3人が登壇。市教委が桔梗が丘中学校の移転を計画している旧名張桔梗丘高校(同市桔梗が丘7)跡地の施設改修について、上島和久教育長は「県の財政状況が厳しく、現時点では県の支援を頂くことは非常に困難だが、市を挙げて財源確保に取り組んでいる」と現状を説明した。【議員からの質問に答える上島教育長(前列右)=名張市鴻之台1で】

 坂本議員からの「跡地利用について地元への現状説明が滞っているが、どうなっているのか。いつ議論を再開するのか」との質問に答えたもの。今後必要な施設改修について、上島教育長は「建設後45年が経過し、体育館や武道場のつり天井の改修、空調機器の設置などで多額の費用がかかる」と述べ、地域との協議については「新中学校の校区や安全な通学路の選定など、地元との協議を続けている。なるべく早く調整を進め、頂く声を出来る限り採り入れていきたい」と答えた。

 また、08年から伊賀地域3病院が当番で受け持つ休日・夜間の二次救急について、議員から「名張市立病院の医師数は10年前と比べ倍になっているが、この体制は解消されていかないのか」と質問があり、亀井利克市長は「他の医療機関や大学との連携をとっていく必要がある」、同病院の今井寛副院長は「臨床研修制度の変更や、多岐にわたる医師の業務内容を考慮すると、単純に医師数が確保できれば、というわけにはいかない」と答弁した。

 一般質問は28日も行われ、3人が登壇する。