伊賀市は10月4日、児童扶養手当の証書や支給停止通知、支給停止解除通知の発送日が誤って1年前の日付だったと発表した。実際の支給への影響はなく、今月6日までにお詫び文と正しい日付の書類を再発送する。

 市こども未来課によると、対象者はひとり親家庭で手当の受給申請をした640人。4日午前10時ごろに問い合わせがあり、ミスが判った。
 事務処理時に「平成29年10月2日」とすべき発送日の箇所を「平成28年10月2日」と誤って入力し、別の職員による内容確認もしなかったのがミスの原因。再発送にかかる費用は約4万6千円だという。
 受給対象者は毎年8月に現況届を提出し、市が支給できる要件を満たしているか確認した上で10月上旬に証書などの書類を発送している。支給は年3回で、初回の12月11日はそれぞれの指定口座に11月までの4か月分を振り込む。
 今回のミスを受け、同課では複数の職員で印刷物などの内容確認をするよう徹底し、封入時にも再点検するなど再発防止に努めるとしている。
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