「名張EXPO2026」が10月24、25の両日、三重県名張市南町の名張産業振興センターアスピアで開催される。今年は4回目で、「地域への貢献」をテーマに約35社が出展予定。期間中4000人の来場者を見込む。名張EXPOシリーズでは、初参加する企業に、出展の動機や地元名張への思い入れを聞く。3回目は、名張市桔梗が丘1番町のハンドメイドショップZatta-na。
昨年9月にオープンした同店は、地元のハンドメイド作家を中心に、店名通り「雑多」なアクセサリーやインテリア雑貨などの作品をそろえている。
店長の伊藤友理子さん(44)は同市の出身で、約20年間、看護師や臨床研究の仕事を経験した。元々、手芸が好きで、自宅で育てた花や近所からもらった季節の花をドライフラワーにしてプレゼントすると非常に喜ばれたこともあり、看護師の仕事をしながら5年前に「植物雑貨クリエーター」の資格を取得した。
そのスキルを生かし、ドライフラワーなどを使ったハーバリウムのネームホルダーを制作したところ、「こんなおしゃれでかわいいものが身近にあると、仕事のやる気も出る」と看護師仲間から喜んでもらえたという。
「グッズ制作で看護師を応援することもできる。本格的に作家活動を始めたい」と、家族の応援もあり出店を決意した。
正面が全面ガラス張りの店内には、地元作家10人の作品が並んでいる。布小物、各種アクセサリー、絵付け陶器、焼きガラス、更に伊藤さん制作のナースグッズ、キャンドル、ヘアゴム、アンブレラマーカーなど約800点に及ぶ。
「作家は自分の作品を発表する場が意外に少なく、ハンドメイドショップは名張では希少。ホームページやインスタグラムを通じて、地元作家を全国に知ってもらい、活動を盛り上げていきたい」
ゴルフバッグのタグやオリジナルのキーホルダーなどのオーダーにも応じている。
また、作家が講師を務めるワークショップを店内で定期的に開催しており、活動はホームページ(htpps://zattana base.shop)で発信している。伊藤さんは「私の店は、作家と市民の皆さんをつなぐ大事な役割があると考えている」と笑顔で話した。
10月24、25日の名張EXPOでは、各作家の多くの作品を展示する予定。「地元にはこんなすてきな作品を作る作家がいることを知ってほしい」と話している。
問い合わせは同店(0595・48・6117)へ。
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