「名張EXPO2026」が10月24、25の両日、三重県名張市南町の名張産業振興センターアスピアで開催される。今年は4回目で、「地域への貢献」をテーマに約35社が出展予定。期間中4000人の来場者を見込む。このシリーズでは、初参加する企業に、出展の動機や地元名張への思い入れを聞く。1回目は、同市赤目町長坂の赤目四十八滝渓谷保勝会・赤目滝水族館を取り上げる。
名張市の景勝地、赤目四十八滝の魅力をインスタグラムなどSNSで発信している同保勝会の広報・営業担当、高野朝香さん(33)は、忍者体験ツアーのガイド役もこなす。参加者の多くは、大阪や名古屋などの県外からだといい、「地元名張の人にもっと来場してほしい。今回の出展を通じ、渓谷美だけでなく、2年前にリニューアルした水族館を地元の人に改めて知ってもらう機会にしたい」と話す。
水族館は、メインのオオサンショウウオの生態を見せる「岩窟滝水槽」の他、アマゴやギンブナなどの魚類コーナー、チンアナゴのように巣穴から上に顔を出すタウナギのユニークな水槽、岩肌や木に生える8種類ものコケを再現し、来場者が手で触ることもできるような展示など、見どころがいっぱいだ。
「私が特に好きなのが朝田光祐館長やスタッフによる手書きPOPで、『ナマズを実際に食べてみました』といった食レポもあり、他の水族館とはひと味違う情報が人気」という。
滝を見た後、来場者は「赤目小町」としてリニューアルされた旅館や飲食店、土産店などを楽しむ。今年7月から始まった「滝割」は、滝の入場券を提示すれば市内の約30の協力店で特典が受けられる制度で、同市観光協会と同保勝会が連携し、市内周遊の促進を図っている。
名張EXPOの展示コーナーでは、赤目四十八滝の雰囲気を感じさせるモニュメントを飾り、透けたガラス瓶にコケを育てるテラリウムや小型の竹あかりの展示販売を予定。
高野さんは「コーナーに立ち寄って赤目四十八滝の魅力を再発見していただき、ぜひ家族連れで滝まで足を運んでほしい。また出展される店や多くの来場者と関わることで、名張全体の活性化の役に立てば」と話した。
問い合わせは同保勝会(0595・41・1180)へ。









