食物アレルギーのある子どもと家族に夏祭りを楽しんでもらおうと、「ザ☆なつまつり」が8月8日、名張市立病院(三重県名張市百合が丘西1)で開かれた。アレルギーに配慮した屋台の他、音楽演奏やゲームコーナーなどが用意され、子どもたちは家族とともに夏のひとときを楽しんだ。
催しは今年で3回目。事前に予約した約40家族、約150人が参加し、医師や看護師ら病院職員がスタッフとして運営を支えた。

1階ロビーや正面玄関前の会場には、特定原材料9品目(えび、カシューナッツ、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生)を使わないメニューを用意した屋台が並んだ。米粉を使ったたこ焼きや、小麦を使わずに揚げたフライドポテトなどに加え、今年は「パリパリクレープ」が新登場。米粉のぎょうざの皮を焼いて巻き、豆乳ホイップクリームを入れ、アレルゲンフリーのチョコレートなどをトッピングした。

卵アレルギーがある男児(4)はバナナクレープにかぶりつき、「初めて食べた。おいしかった」と笑顔を見せた。
放射線技師の男性職員は電子オルガンで人気アニメの曲などを演奏。子どもたちは曲に合わせて手拍子をしたり、体を動かしたりして楽しんだ。
射的やボウリング、モグラたたきなどのゲームコーナーも設けられ、バルーンアートをプレゼントするコーナーも登場。子どもたちの歓声が会場に響いた。
卵・小麦のアレルギーがある弟や妹と参加した女児(6)は「みんなで来れて楽しかった」と笑顔。母親は「普通のお祭りにはなかなか行けない。病院がこういう催しをしてくれてありがたい」と話した。









