伊賀でクライミング大会　13日に競技やサイン会　楢崎選手が監修

　国際大会などで活躍するスポーツクライミング・楢崎智亜選手が監修する大会「DMG MORIクライミングフェス」が、12月13日午前10時から三重県伊賀市ゆめが丘1のDMG MORIアリーナ第2競技場で開かれる。観覧無料、申し込み不要。

　主催はDMG森精機。大会種目は「ボルダー」で、小学生からマスターズ世代まで12のカテゴリーに延べ約150人が出場する予定。楢崎選手はルールや実施カテゴリーの監修、ホールドの位置やコースを設定する「ルートセッター」を務める。

　競技の合間には、楢崎選手と、「スポーツクライミング界の女王」とも呼ばれる野口啓代さん、2024年のスポーツクライミング世界ユース選手権リード種目で優勝した名張市在住の杉本侑翼選手（近大高専4年）の3人によるサイン会、楢崎選手と杉本選手によるデモンストレーションも予定している。

　大会に向け、楢崎選手は「私自身が初めてプロデュースするコンペで、課題セットからしっかり関わるのは初めてなので、今から本当に楽しみ。クライミングの楽しさを共有できる大会にしたい。最高の1日になるよう準備している」と来場を呼び掛けた。

　問い合わせは同アリーナ（0595・22・0590）へ。