【10月中旬にあった試験点灯の様子=名張市赤目町長坂で】
三重県名張市の観光名所・赤目四十八滝で、ライトアップ「三重赤目滝あかり」が10月26日、スタートする。これまで「幽玄の竹あかり」として親しまれてきたが、今年は滝に焦点を移すリブランドを行った。担当する赤目滝水族館長の朝田光祐さん(24)は「赤目に来る人は竹ではなく滝を見に来る。滝そのものの美しさに光を当てたい」と語る。
従来の竹あかりも使うが、線状のライトを多用したり、水面の揺らぎを光で反射させたりと、新たな表現に挑む。朝田さんは「動く光も効果的に使うことで、訪れる人が自然と目を奪われるようにしたい」と話す。
渓谷内でココア提供

更に今年は、会場内にココアを提供する休憩スポット「森のCoco(ココ)美ちゃん」が登場する。「世界で一番奇麗な場所にあるココア屋さんを作りたかった」と朝田さん。女性の顔が描かれたピンクのカップにハート型のマシュマロを浮かべ、温かいココアを販売し、大自然と光の芸術の中でほっと一息ついてもらう。フォトスポットも用意し、思い出作りもアシストする。
点灯時間は来年1月25日までの午後5時から同8時(12月6日以降は同7時30分まで)で、12月以降は土日祝のみ(22から25日除く)の開催。点灯時間内の入場料は大人700円、小中学生400円。
問い合わせは赤目四十八滝渓谷保勝会(0595・41・1180)まで。
10月26日にハロウィーンイベント
10月26日の開幕日には、ハロウィーンイベント「AKAME DE HALLOWEEN」を午前11時から午後7時まで開催する。仮装コンテストや縁日、渓谷門前の店を巡って「トリックオアトリート」と言うと菓子をもらえるイベントなどがある。

※10月1日から3日まで職場体験に取り組んだ、桔梗が丘中3年の植田春翔さん、澤田泰良さんが取材しました















