男女5人死亡、1人重傷　若者6人が乗る軽乗用車が横転　名張市の国道

　10月3日午前0時10分ごろ、三重県名張市上小波田の国道165号で軽乗用車が横転する事故が発生。乗っていた6人は津市や名張市内の病院に搬送されたが、5人（男性2人、女性3人）の死亡が確認された。男性1人は重傷。いずれも若者だという。

　名張署によると、現場を通りかかった人から「車両が横転し、人が出血して路上で倒れていた」などと同0時13分に110番通報があった。現場は片側一車線のカーブに差し掛かった路上で、市立すずらん台小から北西約1・9キロメートル。

　軽乗用車は津市方面に進んでいたとみられ、現場近くの縁石や電柱に衝突した跡があった。ハンドル操作を誤ったことによる単独事故とみられる。定員超過の状態だった可能性もあり、同署が詳しい状況や事故原因など調べている。

※2025年10月3日午前7時40分更新