【静物を描くメンバー=伊賀市】

 三重県伊賀市平野東町の画家、中尾範子さんを慕って集う絵画仲間のグループ「ポピーの会」の水彩画作品展が、10月2から5日まで同市上野東町の白鳳プラザで開かれる。入場無料。

 十数年前、中尾さんと絵画仲間数人が「皆で絵を描こう」と集まったのがきっかけで、現在のメンバーは60代から90代の女性18人。月に数回、中尾さん方のアトリエで、季節の花や果物などを描いている。

笑い絶えない

 1年半ほど前から参加している80代の女性は「ここに集まり始めてから、知人に『描く絵が明るくなった』と言われた。楽しく描かせてもらっている」、3年半ほど前から参加している60代の女性は「時にはおしゃべりをしてしまうこともあるが、先生のトークを聞きつつ、笑いの絶えない和やかな雰囲気」と語る。

 作品展は2022年以来で、室内で描いた花やぬいぐるみ、「ブルーメの丘」(滋賀県日野町)を描いた風景画など、3年間に描きためた三十数点を出品する予定。中尾さんは「自分の作品が出来上がった時の喜びは何物にも代え難い。思いのこもった作品をゆっくりと見ていただけたら」と呼び掛けた。

 時間は午前10時(初日は午後1時)から午後5時(最終日は午後4時)まで。

 問い合わせは同プラザ(0595・51・6758)へ。

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