英心高校桔梗が丘校(三重県名張市桔梗が丘1番町)の生徒たちが、着なくなった子ども服を難民の子どもたちに届ける「届けよう、服のチカラ」プロジェクトに取り組んでいる。11月7日まで、市役所(鴻之台1)1階に回収ボックスを設置している。
回収するのは洗濯済みの子ども服で、サイズは60から160センチ。季節やブランドは問わない。下着、靴下、帽子、マフラーなどの小物類、レインコート、浴衣、白衣の他、迷彩柄やドクロ柄、武器や血を表す柄の衣類は回収不可。

同プロジェクトは、衣料品店「ユニクロ」「ジーユー(GU)」を運営するファーストリテイリング(本社・山口市)がUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とともに実施している。今年度、同校が実施校に採用された。服の回収を通じ、難民問題やSDGsなどへの理解を深めようと取り組んでいる。
出前授業で学ぶ
7月10日には、ユニクロ名張店(希央台3)の社員による出前授業があり、生徒たちは難民の現状や回収した服が届くまでの流れ、家庭で眠っている服が世界の誰かの役に立つことなどを学んだ。
その後、実行委員会を立ち上げ、1から3年生の男女8人が参加。話し合いで「学校だけではなく、市内全体で取り組めないか」との意見が出たことから、市役所や小中学校、保育施設などに回収箱の設置や活動への協力を呼び掛けた。今後、桔梗まつりや文化祭、ばりフェスでも服を回収する。
活動の広がりに期待
実行委員長で2年の奥妃茉莉さんは「難民問題や、英心高校の取り組みを知ってほしい」と話した。実行委員で3年の木村梨里子さんは「難民の子どもたちが服をもらって喜んでいる姿を動画で見て、取り組みたいと思った」と語り、2年の平井亜矢子さんは「たくさんの人に伝わって服が集まり、今後も活動が広がれば」と期待を寄せた。






